2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

『新宿駅最後の小さな店ベルク』という本を読んだ後、ずっと行きたいと思っていたベルクにようやく足を運ぶことができました。

伺ったのが金曜日の夜だったという事情を差し引いても、熱狂に似た活気を日常の中に感じられる素敵なお店でした。オーナーである著者の「アンチリタイヤ主義」がベルクの力強い魅力を生んでいることは間違いなさそうです。 40歳までに老後の蓄えをすまそうと…

会社の看板を外して仕事をするようになって、1ヶ月。次第に仕事(とそれ以外の生活と)の境界線がぼんやりするようになっています。

いつも仕事のことを考えているような感覚があるのです。自信がないことも、一日中仕事を考えている一因なのですが、不思議と境界線を失うことを喜んでいる自分もいます。本当の意味で自由なライフスタイルは、仕事とプライベートの境界線を持たない方が手に…

家族や友人、仕事など生活の中心舞台が原因で、怒りがこみ上げることは、めったにありません。正確に表現すれば、小さな怒りや不満の段階で、相手に感情を伝えることができるので大きな怒りに発展しないのでしょう。

しかし、日常の些細な出来事が原因で、イライラを溜め込んで怒りに育て上げてしまうことが私にはあります。見ず知らずの人の中に身を置いているときに、怒りを感じることが多いのです。自分なりに分析してみると「無視されている」「敬意を払われていない」…

「痛くない注射針」を開発したことなどで有名な岡野雅行氏の本を読みました。

「世渡り力だ!」というタイトルには、正直なところあまり魅力を感じなかったのですが、町工場は下請けという一般的な通念にとらわれず、大企業でも真似のできない技術を次々に開発する姿に学びたかったからです。「下町の頑固おやじ」というメディアでのイ…