言葉

『600万人の女性に支持される「クックパッド」というビジネス』を読みました。

「クックパッド」は、実に女性の4人に一人が利用するマンモスサイトで、レシピを扱ったものとしては世界最大なのだそうです。本を読んで、このサイトが偶然に多くの女性の支持を集めているわけではないことが深く納得できました。特に印象的だったのが、経…

早いもので春学期前半の講義が終わった。修士2年間のうち、1/8が終わったことになる。

講義の中で、たくさんの印象に残る言葉や話を聴くことができたが、総務省の女性官僚のYさん(迷惑がかかると本意ではないので名前は伏せたいと思う)がおっしゃった「子どもに説明できない仕事はしない」という言葉は、決してこの先忘れることがないだろうと…

常に自分自身が何をしたいのかを忘れないようにしたい。

最近、苦手な分野の講義を単位が取りにくいという理由で避けようとしている自分に気がついてしまった。理系の匂いがする科目には、腰が引ける。何のために大学院に進学したのかと言えば、単位をソツなく取得して卒業するためではない。単位の取得は、目標で…

死生観と言えば、最近面白い本に出逢いました。

彗星の発見でその名前を知られる木内鶴彦さんが書いた『生き方は星空が教えてくれる』という本です。この本を読むまで木内さんのことも、彗星探索家という生き方をする人がいることも知りませんでした。なぜ死生観でこの本を思い出したのかと言えば、木内さ…

大学院のマネジメント論の講義で『最後の授業』についての紹介がありました。

私は本を読み映像も観ていましたが、なぜマネジメント論でこの本が紹介されるのかすぐにピンと来ませんでした。人は、いつか死にます。例外はありません。しかし「いつか」とはずっと先のことだと思っています。自分の死について想像するのはつらいから。先…

頭を柔らかくしようと思って、『子どものための哲学対話』という本を読みました。

ペネトレという哲学している猫がぶつけてくる質問に、子供が素直に答えると、「本当にそうなの?」といじわるな質問をしてくる構成になっています。軽い気持ちで読み進めていたのですが、「友だちは必要か?」という話に出てくる一節が心に響きました。特に…

「残心(ざんしん)」という言葉を教えてもらいました。

残心とは、日本の武道および芸道において用いられる言葉。残身や残芯と書くこともある。文字通り解釈すると、心が途切れないという意味。意識すること、とくに技を終えた後、力を緩めたりくつろいでいながらも注意を払っている状態を示す。また技と同時に終…

今年のビジョンには、心のありたい姿として、感謝・謙虚・自信を掲げました。というのも、『試練が人を磨く』という本の桑田さんの言葉に、感銘を受けたからです。

巨人ファンではないので、これまで桑田選手に特別な関心を払ってきませんでしたが、『試練が人を磨く』という本を読んで、一遍にファンになってしまいました。感謝・謙虚・自信。 自信を持ちつつ謙虚に、そして常に感謝の心を忘れずに。そんな一日を積み重ね…

私は、人の前で話すことがあまり上手ではありません。

幼少の頃から、どちらかと言えば言葉足らずで、子どもながらに苦労しました。社会に出て、コンサルティング会社に入ると、周りには話すことを得意とする人たちがたくさんいました。 会議で力強い発言をしている先輩や同僚を見て、あんな風に理路整然と自信を…

購読しているメールマガジン『食彩人通信』に紹介されていた朝日新聞の記事に感銘を受けました。

「食の大切さと人生」というテーマで、インタビューに答える月心寺ご住職の村瀬明道尼さんは、39歳のときに交通事故に遭い、右半身が不自由になりながらも、その精進料理の腕前は、「天下一」と評されているそうです。今回、「功の多少を計り彼の来処を量る…

私が運営するサイトのドメインには、"share to change"という言葉が使われています。「分かち合って豊かになる」を理念にして情報発信をしたかったからですが、あえてこんな言葉を持ち出すまでもなく、人はたくさんのものを分かち合って生きています。

その中で特に大きな力を持っていると思うのは、言葉です。 どんな言葉を分かち合うか。分かち合えるか。私たちの人生は、気づかないうちに言葉から大きな影響を受けています。言葉を豊かに使うことで、人生はもっと豊かになる。 そんな言葉の持つ力を端的に…

『ほとんどすべての人のための<神様学>入門』という面白い本を見つけて読みました。

私は、神聖なものに対して畏敬の念を感じつつも、特定の宗派に属することに意味を見出せていない人間です。そんな私にとって、とても共感できる面白い本でした。「すべての人の心の中に神様がいる。」これがこの本から私が受け取ったメッセージです。このメ…

太平洋戦争で、200回以上の空戦に出撃し64機を撃墜した撃墜王、故 坂井三郎さんの著書『大空のサムライ』を読んでいます。

当時、零戦の性能がいかに秀でていたとはいえ、一瞬で勝負が決する空の戦いで最後まで生き続けることができたのは、強運や偶然ではなく、何か理由があったに違いない。 私がこの本で感じとりたかったのは、坂井さんの勝負に対する心構えでした。まさに一瞬の…

『新宿駅最後の小さな店ベルク』という本を読んだ後、ずっと行きたいと思っていたベルクにようやく足を運ぶことができました。

伺ったのが金曜日の夜だったという事情を差し引いても、熱狂に似た活気を日常の中に感じられる素敵なお店でした。オーナーである著者の「アンチリタイヤ主義」がベルクの力強い魅力を生んでいることは間違いなさそうです。 40歳までに老後の蓄えをすまそうと…

会社の看板を外して仕事をするようになって、1ヶ月。次第に仕事(とそれ以外の生活と)の境界線がぼんやりするようになっています。

いつも仕事のことを考えているような感覚があるのです。自信がないことも、一日中仕事を考えている一因なのですが、不思議と境界線を失うことを喜んでいる自分もいます。本当の意味で自由なライフスタイルは、仕事とプライベートの境界線を持たない方が手に…

家族や友人、仕事など生活の中心舞台が原因で、怒りがこみ上げることは、めったにありません。正確に表現すれば、小さな怒りや不満の段階で、相手に感情を伝えることができるので大きな怒りに発展しないのでしょう。

しかし、日常の些細な出来事が原因で、イライラを溜め込んで怒りに育て上げてしまうことが私にはあります。見ず知らずの人の中に身を置いているときに、怒りを感じることが多いのです。自分なりに分析してみると「無視されている」「敬意を払われていない」…

「痛くない注射針」を開発したことなどで有名な岡野雅行氏の本を読みました。

「世渡り力だ!」というタイトルには、正直なところあまり魅力を感じなかったのですが、町工場は下請けという一般的な通念にとらわれず、大企業でも真似のできない技術を次々に開発する姿に学びたかったからです。「下町の頑固おやじ」というメディアでのイ…

 「信頼とはするもので、されるものではない」という言葉を耳にしました。名言です。私はこれまで、信頼されることに固執し過ぎたようです。

ともすると、「信頼されるためにはどうしたらいいのか」で頭がいっぱいになっている自分がいます。 「俺が、俺が」と自分にばかり眼を向けているときは、物事があまりうまくいきません。自然と周りが見えなくなってしまうのでしょう。言い訳をする自分を振り…

「『脳を鍛える』シリーズで知られる川島隆太教授が監修料の12億円を全額研究に充てる」という朝のニュースに驚きました。

ご家族に反対されたそうですが、「お金が必要ならば、働いて稼ぎなさい」と説得されたとか。一部ではなく、全額。 ・・・なかなかできることじゃないなあと感心しました。脳の研究をされていることや、DSのソフトやドリルの監修をされていること以外、川島教…

「人生、おカネじゃない」。こんな言葉を耳にすることがあります。つぶやきたくなることもあります。テレビでセレブな生活ぶりなどを見せつけられたときなんか、そう思います。

本当に大切なものは、おカネでは手に入らないという意味で、「お金で買えない価値がある。買えるものは・・・」というMasterCardのCMも流行りましたね。この言葉が意味を持つのは、多くの人が「人生、おカネだ」と思っているからです。 僕は大金を手にした経…

神田昌典さんのオーディオセミナーで、日本代表 岡田武史監督のお話を聴きました。岡田監督のお話は、これまで試合後のインタビューしか聴いたことがありませんでした。セミナーを通じて、淡々とした口調ながらサッカーの社会における役割を熱く語る熱い方だと知り、感動しました。

特に、「2010年のワールドカップで、日本人にしかできないサッカーで、今までの常識を覆してやるような、あっと驚かせてやるようなことをしてみたい」という言葉が印象に残りました。これまでのサッカー界の常識は、サッカー先進国の常識であって日本人の常…

尊敬するビジネスの先輩より、高橋尚子選手の座右の銘を教えていただきました。とても励みになる言葉ですので、ご紹介します。

何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。 やがて大きな花が咲く。 シドニーオリンピックの際、高橋選手の走りと、笑顔と言葉に感動したのを思い出します。9日の名古屋国際マラソンは、残念な結果に終わりましたが、結果にかかわらず、多くの人たちから…

以前より、お話を聴いてみたいと思っていた福島正伸先生の講演会に参加しました。

いま、中村天風先生の講演録を読んでいるせいか、途中から中村先生と福島先生に共通点を感じました。ユーモアのあふれる語り口といい、ずしんと心に刺さる含蓄のある言葉といい、心に残る2時間でした。特に印象に残ったメッセージをご紹介します。 先生の言…

創造的な仕事をするには、時間の長さよりも回数を増やす方がよい、という人がいます。1時間のまとまった時間よりも、6回の10分間の方が創造的な仕事に向いているという意見です。

これは私にとって、目から鱗でした。なぜなら、生産性を高めるためには、まとまった時間が必要だと信じていたからです。小さな時間でも、積み重ねると大きな時間になります。例えば、毎日1分間でも、1年間で約6時間(365分)になります。分単位で行動が縛ら…

慶應丸の内シティキャンパスの夕学五十講に参加しました。夕学五十講は、たった5,000円の受講料で各界の最前線で活躍している方のお話が聴ける費用対効果の高い講座で、もう5年以上通っています。

https://www.sekigaku.net/村上和雄先生のことはそれまで存じ上げなかったのですが、遺伝子工学の最先端で活躍する専門家が世界をどのように捉え、何を感じているのかを知りたいと思い、参加しました。国立大学の名誉教授という肩書きから、難しくて硬い話か…

出典を忘れてしまったのですが、仕事に取組む姿勢として指針となりそうだと思い、手帳に貼りました。

私は寝つきがいい。仕事のスケジュールをばっちり立て、すべてを把握しているという自信があるからだ。朝はすっきりと目覚め、その日何をすべきかが頭に入っている。仕事に遅刻することもない。やる気の沸く快適な職場で、予定の仕事をきちんとこなせる。机…

てっぺんの大嶋さんのメルマガ「夢エール」で素敵な言葉が紹介されていました。

▼「夢エール」へのアクセスはこちらから http://www.teppen.info/福島正伸先生主催の究極のリーダー育成塾での教えなのだそうです。 行動を変えるパワーを持つ言葉なので、手帳に貼って持ち歩いています。 誉めても、叱りつけても どのように接したとしても …